ファイヤーワールド軽井沢では、高い安全性の断熱材入り二重煙突の使用をお薦めしてします。
薪の燃焼排気ガスは260℃前後ですが、煙突火災の燃焼温度は1180℃にも達します。
木材の発火温度は400~470℃なので、煙突火災は容易に建物火災につながる恐れがあります。
また、排気ガスに含まれるクレオソートは、149℃以下で液状化してタールとなりますが、
外気温の受けやすいシングル煙突ではたちまち大量のタールが付着することになります。
これに対し、外気温の影響を受けにくい断熱材入り二重煙突はタールの付着を最小限とし、
仮に煙突内部の温度が1180℃に達したとしても、外部表面温度は250℃前後にとどまり、
木材の発火温度(400~470℃)にはるかに及びません。
また、木材を80℃前後の環境下に置き続けた場合、木材の分子が緩やかな化学変化を起こして
発火しやすい状況になります(低温炭化現象)が、これに対しても、断熱材入り二重煙突では、
排気温度が540℃の時でも煙突外部の表面温度は60℃前後(気温20度の場合)なので、
木材は低温炭化には至りません。