人にやさしい薪ストーブ
鋳鉄製の薪ストーブで燃料の薪が燃焼すると、輻射熱と共に遠赤外線が大量に放出されます。
これは、鋼板製にはない特徴です。
輻射熱は直接熱いと感じますが、遠赤外線は身体の内部にまで達し、
皮膚下にある「温点」を刺激することで身体を芯から温めます。
部屋の温度をあまり上げずに遠赤外線で身体を温めてくれるので、
室内が過度に乾燥することもなく、エアコンやファンヒーターでは得られない
陽だまりのようなやさしい暖かさが得られるのです。
一般の暖房器具がスイッチのオン・オフを繰り返す部屋ごとの断続暖房なのに対し、
薪ストーブは、高い暖房性能から、1台で家全体を暖めるのが可能なうえ、最初に火をつけたら
暖房を必要とする期間は、熾火を消さない継続暖房が基本です。
これにより温度差による結露の発生が抑えられ、室内の埃っぽい汚れた空気も
ストーブ内で燃焼して、外に排出してくれます。